その告知物・掲示、集客と回遊につながっている?
告知物・設置場所ごとの反応を数字にする

展示会が終わって1週間後の反省会。「DMとポスター、どちらが効いたと思う?」という問いに、手元にあるのは来場者数の合計だけ。次回の告知予算は、結局前回と同じ配分に落ち着いてしまいます。
反省会に持ち込めるのは、来場者数の合計だけではありません。DM・ポスター・当日のパンフレットに違う計測QRを刷っておけば、申込ページへの反応が施策ごとに分かれて並びます。次回の予算配分を前回と変える理由が、手元に残ります。
なぜイベントの効果は見えにくいのか
事前告知(ポスター・DM・Web)と当日の会場掲示は接点が多く、来場・回遊がどの施策由来か分かりません。イベントは一度きりのことも多く、次回に活かす“振り返りの材料”が残りにくいのも課題です。
イベント・展示会でのQR活用シーン
1. 告知物ごとにQR → 集客に効いた告知を特定
ポスター・DM・チラシで別QRを載せ、リンク先を申込ページや特設サイトに。どの告知物が申込・来場につながったかが分かり、次回の告知配分の根拠になります。
2. 会場内の掲示・ブースごとにQR → 回遊を計測
ブースや掲示ごとにQRを分け、リンク先を資料DLやアンケートに。どの掲示・どのブースが反応を集めたかが分かり、レイアウトや動線の改善に使えます。
3. 当日の反応をリアルタイムで確認
スキャンは即時に集計されるため、当日の反応を見ながら「人が集まっていない掲示の位置を変える」といった運営調整も可能です。
イベント・展示会で分かること
- 告知物別:ポスター・DM・チラシのどれが集客に効いたか
- 設置場所/ブース別:会場内でどこが反応を集めたか
- 時間帯別・推移:反応のピーク(当日運営の参考)
導入は3ステップ
- 1. 媒体ごとにQRを発行:リンク先URL(予約・資料請求・LP など)を登録すると、媒体別のQRが発行されます。折込用・掲示用など、分けて発行するのがコツです。
- 2. チラシ・掲示に載せて配布:印刷して配る・貼るだけ。既存の制作物にQRを足すだけでも始められます。
- 3. 管理画面で反応を見る:スキャンが自動集計され、媒体別・時間帯別・端末別の反応をグラフで確認。次の配布に活かします。
事前告知と当日の掲示は、別々に数える
集客に効いた告知と、会場での回遊を生んだ掲示は、別の話です。ひとまとめに数えると両方ぼやけます。もうひとつ現場で起きるのが、当日配ったパンフレットが会場では開かれないこと。持ち帰った鞄の中で数日後に読まれることがあり、日別の推移を見るとその後追いの読み取りが山になって現れます。会期の翌々日に伸びていたら、パンフの中身は効いていたと考えていい合図です。
想定シナリオ(例)
たとえば、あるセミナー主催者がDM300通・ポスター・Web告知でQRを分けて集客。申込ページへの反応はWeb200・ポスター40・DM27でした。件数ではWebが最多ですが、DMは送付数が分かるので率が出せます。27 ÷ 300 = 9.00%。1通あたりの効率ではDMが群を抜いていました。次回はDMの送付先を広げ、ポスターは掲出場所を絞る判断に。会場ではブースごとにQRを分け、資料ダウンロード数から回遊の多いブースを把握——次回のレイアウト改善に使えます。(数字は説明のための例です)
よくある質問
Q. 一度きりのイベントでも意味がありますか?
はい。次回の告知配分の根拠が数字で残り、当日の反応もリアルタイムで確認できます。
Q. 来場者の情報は取得されますか?
いいえ。匿名で集計し、個人を特定する情報は取得しません。
次回の告知を作るときに
次のイベントのDMとポスターを入稿する前に、それぞれ別のQRを発行して差し込んでください。DMは送付数が分かるので、そこだけでも反応率が出ます。次の反省会で「どちらが効いたと思う?」と聞かれたとき、思うかどうかではなく数字で答えられます。
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