そのポスティング、どのエリアから反響が来ている?
エリアごとにQRを分けて、反響を数字にする

委託先から届く報告書には、配布部数と完了日がきちんと並んでいます。並んでいないのは「配ったあとどうなったか」。ポスティングは新聞を取らない世帯にも届き、エリアを細かく選べる配布方法なのに、肝心の反応がエリア別に残らなければ、その強みを活かしきれません。
用意するQRを、投函エリアの数だけに増やす。それだけで報告書の部数の隣に、そのエリアで何件読まれたかが並びます。委託先の完了報告と自分たちの反応数が、同じ行で見られるようになります。
ポスティングの効果が見えにくい理由
エリアを細かく分けて配れる反面、「どの地域に配ったチラシが反響を生んだか」は電話やメールだけでは追えません。委託先の報告部数は分かっても、反応が数字で残らないのが課題です。
ポスティングでのQR活用
エリアごとにQRを分ける
投函エリアごとに別QRを載せ、どのエリアから読み取り(反響予備軍)が多いかを把握。反応の高い地域に配布を集中できます。エリア名は自分たちで付けたQRの名前として残るので、報告書の並びとそのまま突き合わせられます。
反応率でムダを削る
委託先の報告部数を配布枚数に入れれば、エリアごとの反応率が出ます。反応率の低いエリアは配布を減らす/訴求を変える、と判断できます。
ポスティングで分かること
- QR(=投函エリア)別の件数と反応率:スキャン数 ÷ 委託先の報告部数
- 時間帯別:投函物を見て行動する時間
- 推移:配布後の反応の立ち上がり
なお、都道府県や市区町村ごとの内訳は画面に表示していません。通信ネットワークからの推定で、回線の拠点に引っ張られてずれるからです。その代わり、配布エリアごとにQRを分ければ、エリア別の比較が正確にできます。どこに配ったかは自分たちが知っているので、推定に頼る必要がありません。これがポスティングでの基本の使い方です。
導入は3ステップ
- 1. 媒体ごとにQRを発行:リンク先URL(予約・資料請求・LP など)を登録するとQRが発行されます。配布回・エリアごとに分けて発行するのがコツです。
- 2. 印刷して配布・掲示:PNG/SVGでダウンロードして入稿・印刷。既存の制作物にQRを足すだけでも始められます。
- 3. 管理画面で反応を見る:スキャンが自動集計され、媒体別・時間帯別・端末別の反応をグラフで確認できます。
エリアを割ったら、QRも同じ数だけ割る
3エリアに配るなら3つ、10エリアなら10。QRの数がエリアの数を下回った瞬間、その分だけ比較できない範囲が生まれます。委託先が複数なら、委託先ごとにも分けておくと配布品質の差まで見えます。計測は匿名で、生のIPは保存しません。
想定シナリオ(例)
3エリアに各5,000枚、エリア別QRでポスティングしました(数字は説明のための例です)。
- A地区:60スキャン → 60 ÷ 5,000 = 1.20%
- B地区:25スキャン → 25 ÷ 5,000 = 0.50%
- C地区:10スキャン → 10 ÷ 5,000 = 0.20%
部数が同じなら件数の比較で済みますが、エリアによって部数を変えるのが普通なので、割った数字で並べる習慣をつけておきます。この例なら翌月はA地区中心に配布し、C地区はチラシの価格の見せ方を変えてもう一度試す、という順番になります。
よくある質問
Q. 番地まで正確に分かりますか?
いいえ。地域は推定でおおよその傾向です。ただし「配ったエリアごとにQRを分ける」ことで、エリア別の反応は正確に比較できます。
Q. 委託先が複数でも使えますか?
はい。委託先・エリアごとにQRを分ければ、どの委託・エリアが効いたかを比較できます。
次の投函分から、いちばん自信のないエリアを分ける
いきなり全エリアを分けなくてもかまいません。「ここは続けるべきか迷っている」というエリアを1つ選び、そこだけ専用のQRにする。1回の配布で答えが出ます。効いていれば残す、効いていなければその部数を別のエリアに回す。委託の見積もりを前にして黙り込む時間が、そこで終わります。
まずは1媒体から、反応を数字で見てみませんか。
無料ではじめる(カード不要)