その募集チラシ・掲示、問い合わせにつながっている?
媒体別・掲示場所ごとの反応を数字にする

春の説明会まであと2週間。駅にポスターを貼り、折込も入れた。資料請求は少しずつ増えているのに、それがどの告知のおかげかは、職員室の誰にも答えられません。募集は年に一度の勝負で、外れた告知に気づけるのは翌年です。
答えを持てるようにする仕掛けは、掲示の側に置きます。駅のポスターと折込に別々の計測QRを刷っておくと、資料請求ページへの読み取りが告知ごとに分かれて残ります。駅貼りは掲出期間が2週間などと決まっているので、掲出中の伸び方まで押さえておくと、次の掲出交渉でそのまま使えます。
なぜ募集広報の効果は見えにくいのか
駅貼りポスター・折込・ポスティング・地域施設への掲示など、接点が広く分散します。資料請求や問い合わせが増えても、それがどの告知・どの掲示場所由来かは、通常は分かりません。
学校・塾でのQR活用シーン
1. 掲示場所ごとにQR → “どこに貼ると読まれるか”を把握
駅・校舎前・地域施設など掲示場所ごとに別QRを載せ、リンク先を資料請求やオープンキャンパス申込に。どの掲示場所が反応を生んだかが分かり、効く場所に掲示を集中できます。
2. 媒体ごとにQR → 効く募集チャネルを見極める
折込・ポスティング・DM・パンフレットで別QRを使い、どの媒体が問い合わせにつながったかを比較。翌年の募集計画の根拠になります。
3. 説明会・オープンキャンパス告知の反応を計測
イベント告知ごとにQRを分け、告知が読まれているか・申込につながっているかを確認します。
学校・塾で分かること
- 掲示場所別:どこに貼った告知が読まれたか
- 媒体別:折込・ポスティング・DM・パンフのどれが効いたか
- 時間帯別・推移:告知が読まれるタイミング・伸び
導入は3ステップ
- 1. 媒体ごとにQRを発行:リンク先URL(予約・資料請求・LP など)を登録すると、媒体別のQRが発行されます。折込用・掲示用など、分けて発行するのがコツです。
- 2. チラシ・掲示に載せて配布:印刷して配る・貼るだけ。既存の制作物にQRを足すだけでも始められます。
- 3. 管理画面で反応を見る:スキャンが自動集計され、媒体別・時間帯別・端末別の反応をグラフで確認。次の配布に活かします。
年に一度の募集で、どう試すか
募集は1年に一度しか来ません。だからこそ「今年の全部を新方式に変える」のではなく、今年は掲示場所だけQRを分けるといった一段ずつの試し方が向いています。1年目に掲示場所の効き、2年目に媒体の効きが分かれば、3年目の広報計画は記憶ではなく記録から組めます。計測は匿名で、生徒・保護者の個人情報は取得しません。
想定シナリオ(例)
たとえば、ある学習塾が春の説明会を駅貼りポスター(3駅・2週間掲出)と折込8,000枚で告知。掲示場所・媒体ごとにQRを分けたところ、駅ポスターは50スキャン、折込は20スキャンでした。折込は枚数が分かるので反応率が出せます。20 ÷ 8,000 = 0.25%。ポスターには分母がないので率は出せませんが、1駅あたりで割ると 50 ÷ 3 = 約16.7スキャン。駅の掲示が効いていると判断でき、翌年は駅・バス停の掲示を増やしました。(数字は説明のための例です)
よくある質問
Q. 生徒・保護者の個人情報は取得されますか?
いいえ。匿名で集計し、個人を特定する情報は取得しません。
Q. 資料請求フォームと連携が必要ですか?
不要です。QRのリンク先を資料請求ページやオープンキャンパス申込にするだけで始められます。
来年の募集の前に、今できること
次に貼るポスター1枚から始めてください。掲示場所の数だけQRを発行して、貼る場所ごとに違うものを使う。それだけで、来年の募集会議に「駅は1駅あたり約17件、校舎前は3件」という行が1つ増えます。折込やDMは、その次の年に足せば間に合います。
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