その広報・掲示、住民に届いている?

掲載箇所・掲示場所ごとの反応を、匿名で数字にする

自治体・広報でのQR効果測定の活用イメージ

次号の紙面会議で「先月の健診特集は読まれたのでしょうか」と聞かれ、答えに詰まる。広報誌は全戸に配っているのに、どの記事が住民に届いたかを示す材料は、これまで担当者の肌感覚しかありませんでした。

肌感覚の代わりに置けるものがあります。特集ごとに違う計測QRを刷り込み、案内ページへの読み取りを数える。広報誌は全戸配布で部数が確定しているので、部数を分母にすれば「何世帯に1件読まれたか」まで出せます。次の紙面会議には、その数字を持って行けます。

なぜ広報の到達は見えにくいのか

広報誌は全戸配布でも「どの記事が読まれたか」は分かりません。掲示板や公共施設の掲示も、場所ごとの反応差が見えず、掲示計画は経験に頼りがちです。

自治体・広報でのQR活用シーン

1. 掲載箇所ごとにQR → 読まれる記事を把握

広報誌の特集・お知らせごとに別QRを載せ、リンク先を各案内・申込ページに。どの記事・どのお知らせが読まれたかが分かり、次号の紙面構成に活かせます。

2. 掲示場所ごとにQR → 効く掲示場所を特定

掲示板・公共施設・駅など場所ごとに別QRを載せ、どこの掲示が読まれているかを比較。反応の高い場所に掲示を集中できます。

3. 啓発(健診・防災・イベント)の到達を計測

健診・防災・イベントなどの啓発告知にQRを載せ、告知がどれだけ届いているかを確認。周知施策の改善に使えます。

自治体・広報で分かること

  • 掲載箇所別:どの記事・お知らせが読まれたか
  • 掲示場所別:どの掲示場所が効いたか
  • 推移・時間帯別:告知が読まれるタイミング

導入は3ステップ

  • 1. 媒体ごとにQRを発行:リンク先URL(予約・資料請求・LP など)を登録すると、媒体別のQRが発行されます。折込用・掲示用など、分けて発行するのがコツです。
  • 2. チラシ・掲示に載せて配布:印刷して配る・貼るだけ。既存の制作物にQRを足すだけでも始められます。
  • 3. 管理画面で反応を見る:スキャンが自動集計され、媒体別・時間帯別・端末別の反応をグラフで確認。次の配布に活かします。

読み取り数を「読まれた数」と読み違えない

計測は匿名で、生のIPアドレスや個人を特定する情報は保存しません。住民のプライバシーに配慮したまま、限られた広報予算を振り向ける先を判断できます。ひとつ注意したいのは、QRを読み取らなかった人が記事を読んでいないとは限らないことです。紙面だけで用が足りた人はスマホを出しません。数えているのは「さらに詳しく知ろうとした人」の数で、記事の到達そのものではありません。

想定シナリオ(例)

たとえば、ある自治体が広報誌(全戸配布2万部)の特集2本にそれぞれQRを掲載。特集A(防災)は200スキャン、特集B(イベント)は60スキャンでした。配布部数で割ると、200 ÷ 20,000 = 1.00%、60 ÷ 20,000 = 0.30%。同じ紙面・同じ部数なので、差はそのまま関心の差として読めます。次号は関心の高いテーマを前に出し、掲示場所別の反応も見て効く掲示板に重点配置——限られた予算を、読まれる企画に振り向けられます。(数字は説明のための例です)

よくある質問

Q. 住民の個人情報は取得されますか?

いいえ。IPは保存せずハッシュ化し、匿名で集計します。個人を特定する情報は取得しません。

Q. 予算が限られていても導入できますか?

無料プランからはじめられます。既存の広報物にQRを足すだけなので、追加の制作コストも最小限です。

次号の1本から始める

全記事に付ける必要はありません。次号の特集1本と、いちばん人通りの多い掲示板の1枚。この2つに違うQRを載せるところから始めてください。1号分の数字が出れば、次の紙面会議は「読まれたのでしょうか」ではなく「どちらを厚くしますか」から始まります。

住民の個人情報は取得しません。生のIPアドレスは保存せずソルト付きハッシュに変換し、氏名・電話番号・端末固有IDも取得しません(APPI配慮)。 アンケートを使う場合も匿名で、回答者を特定する情報は集めません。プライバシーポリシー

まずは1媒体から、反応を数字で見てみませんか。

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